ワイルドスワンズ
逃したら後悔必至の革財布が完成 かつて某仏メゾンの会員制サロンにおいて唯一扱われていたという伝説も持つ、
日本が誇るレザーブランド、ワイルドスワンズ。
「新・ミニウォレット」をはじめ、これまでさまざまなビギンの別注を作っていただいてきたわけですが、
今回出来上がった別注も、すこぶるイイんです……！
完成の一報を受け、ビギンはアトリエに直行！特別なレザーを使った胸躍る仕上がりとなりました。
革好きが唸る、
完売必至の財布はここで生まれる ワイルドスワンズアトリエ
現代表の地元、茨城県稲敷郡河内町に2015年に新設。
旧式の足踏みミシンを12台も擁するのは、日本でもココくらいだとか。
事前予約をすることで、アトリエツアーに参加できる。東京からのバスツアーもスタートしているので、ぜひお問い合わせを。
住所：茨城県稲敷郡河内町長竿3886
ツアー開催日：毎月数回(要確認)
定休日：不定休 ☎0297-85-4240
https://www.wildswans.jp/
工場長 坂昌範さん
ワイルドスワンズのモノ作りは、とにかく丁寧で地道のひと言に尽きます。革小物のパーツに応じて革の質感も見極めて裁断したり、パーツごとに適した厚さに革を漉いたりする「下ごしらえ」も一つ一つ時間をかけて丁寧に。特に手間暇かかっているのが、縫製とコバの仕上げ。縫製はすべて、旧式の足踏みミシンによるものです。「通常のミシンと違い、時間がかかって非効率的ですが、堅牢かつ優雅に仕上がります。曲線が多いワイルドスワンズの財布は、この丁寧な縫製があってこそなんです」
品格の秘訣は、
縫製とコバにあった 茨城県河内町のアトリエにて、取材陣を出迎えてくれたのは工場長の坂さん。こちらのアトリエは、ワイルドスワンズのアイテムを一貫生産しています。他社の職人さんからも「日本でも有数の設備かつ生産環境だ」と、称賛されることがあると坂さんは言います。
ワイルドスワンズのモノ作りは、とにかく丁寧で地道のひと言に尽きます。革小物のパーツに応じて革の質感も見極めて裁断したり、パーツごとに適した厚さに革を漉いたりする「下ごしらえ」も一つ一つ時間をかけて丁寧に。特に手間暇かかっているのが、縫製とコバの仕上げ。縫製はすべて、旧式の足踏みミシンによるものです。「通常のミシンと違い、時間がかかって非効率的ですが、堅牢かつ優雅に仕上がります。曲線が多いワイルドスワンズの財布は、この丁寧な縫製があってこそなんです」
美しいコバも職人の腕の見せ所。鉋や包丁で肉厚な革の断面を丸くし、ヤスリを掛け、磨きと染料入れを何度も繰り返します。特に染料入れについては、「革の銀面に染料が滲んだら商品にはできない、神経を使う作業」だとか。これを何度も繰り返すというのだから……恐れ入ります。
ワイルドスワンズが、武骨なレザーを使用しながら優雅な品格も備えているのは、こうした徹底的な職人技のおかげなんですね！
Begin別注アイテムが完成!
今回、完成したビギンだけの別注は「B-2 メインユニット」と「B-2 フラグメントケース」に加えて、
定番人気のBegin別注「新・ミニウォレット改」の3モデル。
「新・ミニウォレット改」はサドルレザ―ver.のみ、
「B-2」の2モデルに関してはサドルレザーver.に加えてクロコダイルレザーver.登場。
特別な革を使った、ビギンマーケットだけの限定です。とくとご覧ください！
B-2 メインユニット
札室、カード3室、マルチ収納とフラグメントケース室を備えたミドル財布。ビギンは札室の仕切りを型押しカーフ、ステッチを定番の茶から同色の黒に別注。財布を開けたときも洒脱な一面を覗かせてくれる。クロコのメインユニットは各色1点のみの販売で、超希少。お見逃しなく！ W175×H107×D40㎜
サドル／各4万9500円
クロコ／各18万7000円
POINT
POINT サドルレザーは、ワイルドスワンズといえばな、希少な牛革。1873年創業、ベルギー・マシュア社のサドルプルアップを使用しています。もとは馬具に使用され、非常に堅牢で耐久性◎。オイルをたっぷり含んでいるのでエイジングも期待大。
B-2フラグメントケース
ファスナー付きコイン室があり、メインユニットに収納するとコイン室として機能。ビギンは上部のハトメ部分のレザーを型押しカーフにアレンジしたほか、ステッチを定番の茶から同色の黒に。カード4室付き。 W134×H74×D20㎜
サドル／各3万8500円
クロコ／7万7000円
POINT
POINT クロコダイルレザーは、斑の並びが美しいナイルクロコを使用。（※斑の大きさや形に個体差があります）。はじめはややマットな光沢が特徴的ですが、使っていくうちに徐々に色味が深まっていき、透明感のある光沢に変容。実にエレガントな経年変化をしてくれます。
新・ミニウォレット改
素材を変えて定期的にリリースしている人気作のこちら、実は初代はサドルレザ―。このたび希少なサドルレザーを確保できたおかげで、待望の“復活”！ 手のひらサイズのコンパクト設計ながら、札・コイン・カード3室を装備。 W10.2×H8.7×D0.7㎜
2万5300円
